パワーポイントで動画が作成できる!

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パワーポイントで動画が作成、編集できるってご存知ですか?
パワーポイント2010版以降、2013、2016版には、パワーポイントで作ったスライドを動画形式で保存する機能が付きました。そして、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画をスライドに挿入することができます。
さらに、動画を挿入したスライドごと最終的に動画形式として保存することもできます。
パワーポイントで作った動画のサンプルはこちら

この機能により、パワーポイントは単なるプレゼンテーション用のスライド作成ソフトでなく動画作成ソフトとして使えるようになりました。

1パワーポイントで動画を作るメリット

1-1 操作が簡単・無料

動画の専門編集ソフト(Adobe PremiereやAfter Effects)はそれまで動画編集ソフトを触ったことが無い人やPCにあまり詳しくない人には敷居が高く、多くの時間をかけて操作を学ぶ必要があります。
また、月額の使用料がかかるため、初心者向けとはいえません。

パワーポイントは、小学校のパソコン授業でも使われるほど操作が簡単で、日本の多くの企業、個人向けにWindowsパソコンに装備されており、多くの人が気軽に使えるソフトです、

1-2 自分で操作できる

動画製作というと、映像制作会社に依頼したり、PC操作や専門動画編集ソフトに詳しい人頼んで作ってもらうというイメージがあります。動画編集できるスマートフォンアプリなども多く出て気軽に扱える存在になってきました。それでも、まだまだ苦手意識のある人が多いのが現状です。

パワーポイントなら触ったことがある、会社の事務系の社員がパワーポイントを操作している、という現状を踏まえ
パワーポイントでの動画製作は、自分で作れる、自社内で作れる、作り直せる、とまさに気軽に作れる動画の第一歩です。

1-3 今までのスライド資料を活用できる

今までにプレゼンテーション用資料用に作ったスライドをそのまま、また少し手を加えるだけで動画に作り直すことができます。パワーポイントで作った資料を動画保存して、YoutubeにUPしたり、自社HPへの掲載、FacebookなどのSNSに投稿すると動画として情報発信できます。今まで作った資料を再利用することで、短い動画を大量に動画として情報発信することが可能です。

1-4 スライド構成はシナリオを書きやすい

パワーポイントはスライド構成となっています。
動画作成に慣れていない人がシナリオを書く、絵コンテを書く際に、スライド単位で考えることができ、スライド一枚ごとの秒数管理など、分かりやすく動画の構成を組み立てることができます。

1-5 文字フォント機能が多彩

パワーポイントはもともとがプレゼンテーション用ソフトなので、文字のフォントやワードアートなど文字を装飾する機能が多くあります。
動画編集ソフトには、この機能が少なく、文字装飾はパワーポイントのお家芸と言えるでしょう。

1-6 アニメーション機能

パワーポイント2013、2016版はアニメーションの機能も充実しています。
文字や図形、写真を動かす、動きのタイミングを管理するといったアニメーション機能を使いこなすと様々な動きをつけ、多彩な表現をすることができます。

1-7 画面切り替え機能

パワーポイントはスライド構成の為、スライド毎に画面切り替えの動きをつけることができます。
多くのアニメーションを使わなくとも、この画面切り替えのみでも動画として見ている人の目を惹きつけます。
2016版ではさらに多くの画面切り替え効果が入っており、前スライドからの切り替えに意味を持たせることや場面転換にも効果的です。
例えば、「破砕」という効果では、前スライドにひびが入り、ガラスが割れて砕け散るような形で前スライドが消えていきます。打ち砕きたい過去というような内容にこの切り替え効果を組み合わせると、過去と決別した現在のような表現ができます。

1-8 動画挿入、埋め込み

パワーポイント内への動画挿入は2003年版以降行おこなうことができます。2010版以降、2013、2016年版ではますます操作性が良くなり、挿入した動画が再生できない、というような問題が起こりにくくなってきました。
画像と同じように、動画形式のファイル(mp4、wmv形式)を挿入することができるのです。また、パワーポイント内で使用する動画の開始部分終了部分の指定など、編集も可能です。とはいえ、動画の使わない部分が多いとファイルが重くなりますので、Windowsムービーメーカーなどのソフトを使ってある程度使う長さにカットしておくことをお薦めします。

1-9 音楽挿入

パワーポイントにBGMのような音楽を挿入することができます。
スライドに音楽ファイル(mp3形式)を挿入し、そのスライドが表示されている間だけ音楽が流れるという指定や
一枚目のスライドに音楽を挿入し、最後のスライドまで音楽を再生する、というようなやり方が選択できます。

1-10 ナレーション挿入

パワーポイント内で、ナレーションや解説の録音、挿入をすることができます。

このように2013、2016版のパワーポイントは動画作成、編集ソフトとしても遜色ない機能を持っています。日本はPC出荷台数に対して、94.1%がOfficeを搭載(2014年マイクロソフト樋口社長演説より)とOfficeユーザーが多く、
現在の日本で最も気軽に使える動画作成ソフトと言えるでしょう。

2パワーポイントスライドを動画形式で保存

2-1 パワーポイントで一番簡単に動画を作る方法

それはスライドを作成し、動画形式(mp4、wmv形式)で保存するというものです。

解説動画はこちら

スライドを作成したら、ファイル→名前をつけて保存
⇒ファイル形式をMPEG-4ビデオ(*.mp4)またはWindowsMediaビデオ(wmv)を選択します。

これだけであなたが作ったスライドを動画ファイルにすることができます。

又はファイル→エクスポート→ビデオの作成名前をつけて保存
⇒ファイル形式をMPEG-4ビデオ(*.mp4)またはWindowsMediaビデオ(wmv)を選択
こちらからでも保存ができます。
保存したファイルは動画形式になっていますので、そのままYoutubeにアップロードしたり、Facebookに公開することができます。

2-2 動画保存する際に気をつけるポイント

スライドでのプレゼンテーションや資料作成と違って、動画保存する場合は、すべてのスライドやアニメーションが「自動で動く」設定にする必要があります。

一番分かりやすいのは、スライドショーをした際に、一度も止まらずに思い通りの動きで再生される、状態です。

【動画として保存する場合に必要な設定 その1 画面切り替え】

画面切り替えの設定を、クリックではなく自動的に切り替え
例えば、サンプル動画では、00:05(5秒で切り替え)と設定しています。

【動画として保存する場合に必要な設定 その2 アニメーション設定】

参考動画(文字をアニメーションで動かす)

動きのアニメーションを設定しているなら、それぞれ作動を「クリック時」ではなく、「直前の動作と同時」
または「直前の動作の後」と設定してください。
スライド内に複数のアニメーションを設定している場合は、アニメーションwindowからそれぞれのアニメーションの順番やタイミングを確認して、指定します。
パワーポイントでは基本的に動きのほとんど(前述の画面切り替え以外)はこのアニメーションの動きで設定します。開始、協調、終了のアニメーション、そのタイミング、回数、継続時間で動きを決めていきます。
それらをすべて、クリック時ではなく、「直前の動作と同時」又は「直前の動作の後」と設定しておかないと動きが止まってしまいます。
同じような動きは、アニメーションコピー機能を使って複製すると能率的です。

2-3 Windowsパソコンと動画ファイルの相性

参考動画

パワポ動画作成において操作するパソコンと相性のいい動画形式をお知らせします
まずWindowsマシンの場合、相性のいい動画形式。それは、ずばりWindows Media Video(ウィンドウズ・メディア・ビデオ 略称WMV)です。そしてMacでパワーポイントを操作する場合は、MP4ファイルです。「なんだ当たり前じゃん」と思うかもしれません。けれど、この動画ファイル形式、パワポで動画を扱う上でかなり重要です。では、どんな点で影響があるか2つのポイントで確認します。

【パワーポイントに別で撮影した動画を挿入する場合】

挿入はmp4ファイルでもWMVファイルでも、どちらでも出来ます。
但しWindowsパソコンのスライド内で動画を自動再生する場合、WMVファイルでないと作動が安定しません。スライド内に挿入した動画をクリックで再生する場合はMP4ファイルでも大丈夫です。逆にMacの場合はMP4ファイルを挿入しても自動再生します。(どちらも「クリック時に再生」→「自動で再生する」への変更指定は必要です。)

【スライドを作って最後に動画形式で保存する場合】

どちらのファイル形式でも、動画として保存することはできます。けれど、Windowsパソコンを使っている場合は、WMVファイルとして保存することをお薦めします。MP4の方が動画ファイル形式として広く使われているため、一般的にはMP4で保存する方が多いでしょう。けれどここに落とし穴があります!
Windowsパソコンを使いパワーポイントでMP4形式で保存した動画をYouTubeにUPすると再生した際に、画像が粗くギザギザした動きになってしまうのです。画素数の関係もありますが、Macの場合はこの現象は起きないので、やはり相性です。Windowsの場合はMWVファイルとして保存、Macの場合はMP4と覚えてください。

3撮影した動画を挿入するやり方

参考動画はこちら

3-1 動画挿入の方法

ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画や映像をパワーポイントに挿入するやり方です。
(Windowsパソコンで操作する場合)
パワーポイントに動画を挿入する場合は、まず挿入したいファイルをwmvファイル形式で用意しましょう。
(Macの場合) mp4ファイル形式で用意する。

スライドをひらいたら、挿入→ビデオ→このコンピュータ上のビデオをクリックして、挿入するビデオファイルを選択。挿入をクリックするとスライドに動画が入ります。

そのままプレゼンテーションで動画を再生する場合は、それだけで使えます。

3-2 動画挿入したスライドを、動画形式で保存する

別で撮影した動画をスライドに挿入したファイルを、さらに全体として動画形式保存する場合は、もう一つ手順が必要です。
スライドに入った動画を選択した状態で、再生→開始 自動にチェックを入れます。
これで動画が自動的に再生されます。ビデオのトリミングや、フェードイン、フェードアウトも編集できます。

スライドショーで作動を確認して、そのスライドのところに来た時に、自然に動画が再生されればOKです。
そのスライドの画面切り替えのタイミングは、動画の長さに合わせて設定するといいでしょう。例えば動画が30秒あっても画面切り替えのタイミングを20秒に設定すると20秒で次のスライドに移ってしまいます。

ここではWindowsパソコンでパワポを使う前提で、wmvファイルを使用しています。
MACでパワーポイントを使っている場合は、mp4ファイルが扱いやすいです。

使い慣れたパワーポイントで、動画制作にチャレンジしてみましょう。

 

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山根聡子

山根聡子

東京競馬場のある府中で生まれ、二人の子供のいる4人家族 自営業の家に生まれ、中小細企業の経営を肌で感じながら育つ。 家業を15年フルタイム勤務。 家事育児と仕事の忙しさから心身症をおこし休職。 休息期間を経て、自分の本当にやりたいことをやる生き方へシフトする。 2015年 映像制作・コンサルティング会社を起業。 2年間で100件以上の撮影現場や映像を使った販売計画に携わり、 「売れる動画」を追及してきました。 お客様の心をつかむワンメッセージの1分動画を提唱。
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